オーストラリア  オルガ エアーズロックと砂漠のドライブ
                                         ’93,11〜12月
エアーズロック
エアーズロック
                              


オルガを歩く
 エアーズロックから20kmほど離れた所に巨大な岩の集まりがある。オルガという。エアーズロックほど有名でないが、その大きさ、迫力、変化のある地形などトレッキングにはエアーズロック以上に楽しい。45℃の気温の中を5kmほど歩く。脱水症状を防ぐため、参加者全員に水筒が渡される。とにかく熱い、水筒の水がすぐに温くなる。火事の熱で発芽する木、塩分の強い沢添いに生えるユーカリの木、とげだらけの草、強い風が吹きぬける「風の谷」、岩の上を飛んで行くワラビー(小形のカンガルー)、などなどここならではの楽しい体験が出来た。
トレッキングが終わって砂漠の中でサンセットを見ながらパーティーが始まる。バーべキュー、乾いた喉に冷たいシャンペンがたまらなく旨い。イギリス、ドイツ、アメリカ、サウジなどから来た人達と 楽しいパーティー、解散する頃には南十字星が輝いていた。
オルガ
巨大な岩の塊 オルガ 手前の木は山火事で芽を出す木

オルガ 風の谷

エアーズロックに登る
 エアーズロックに登った。熱射病予防のため帽子と水は必帯だ。危険なところに一部クサリが付いているがアボリジニの信仰の対象であり、なるべく傷を付けないようにしているため、階段やクサリは以外に少ない。下ではほとんど風が無いのに登りはじめると急に風が吹きつける。帽子やサングラスを飛ばされたりする。途中でリタイアする人が多い。急な登りが終わると、登り降りを繰り返して頂上に立つ。見渡すかぎり赤茶けた大地が広がる。昨日、歩いたオルガだけが地平線をさえぎっている。

エアーズロック
エアーズロック
エアーズロック頂上
エアーズロック頂上 遠くにオルガ
サンセット
エアーズロック サンセッ

 エアーズロックに登って帰ると、手配してあったレンタカーが届いた。古いコロナの頼りない奴。早速、サンセットを見るために出かけた。巨大な岩を赤く染めて、太陽が砂漠の地平線に沈んでいく。昼間、山頂からエアーズロックを周回する道路が見えたので、一周して帰ろうと思った。砂漠は日が沈むとあっという間に暗くなる。半分も回らないうちに辺りは真っ暗になってしまった。道路は砂漠の中へ何本も放射状に出ている。来た道と思われる所に出てホテルに向かって走っているうち、この道が正しいのか自信が無くなってきた。何の目標物も無い。車を止めてこの道が来た道か思い返してみた。車のライトにディンゴ(野生の犬)の目が光る。頭上に南十字星が輝いている。もし道を間違え違う方角に走ったら果てしない砂漠に入ってしまう。不安になりもう一度エアーズロックに戻るべきか考える。しばらくすると、行く手の地平線が突然赤くなってきた。火事だろうかと見ていたら月が登ってきた。砂漠では月も突然現れる。そうか。行く手が東ならホテルの方向だ。車をまた走らせ、ホテルの明かりが見えてほっとする。


砂漠のドライブ
 さらばオルガ、さらばエアーズロック。いよいよ砂漠500Kmのドライブが始まる。水と食料は持った、ガソリンは満タン、スペアータイヤーOK、工具もチェックした。これらはトラブルが起きたときに必要なもので命にかかわる。早立ちも必要で日の出前に出発した。走れども走れども変わらぬ景色、大きなトカゲが横切る。牛がゆっくり道路を渡る、車を止めて見ると砂漠の大地にまばらに草が生え、花もつけている。目的地のアリススプリングスの町に入るまで途中に1ヶ所T字路があるのみ。対向車は手を上げて挨拶してすれ違う、なぜかうれしい。スピードは無制限、でもこの熱さの中、道の両側にバーストしたタイヤが転がっている。スピード感覚がわからなくなるが控えめにして走ろう。干上がって真っ白なソルトレイク、1メートルもある巨大なアリ塚、何もないと思われる砂漠にいろいろなものがある。
砂漠の道
果てしなく続く砂漠の道
砂漠の花(ドライフラワーの様)
裁くの花1
野生のディンゴ
ディンゴ
砂漠の花(ナスのような花)
砂漠の花2
 
          
HOME MAIL ペンション ベルフォーレのHP