キナバル山(4100m)とダナンバレージャングルトレッキング
(’02、11,18〜26)
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キナバル公園マウントガーデン
キナバル山
未明の2:40ガイドと一緒に小屋を出る。晴れて満月に近い月が辺りを照らしている。林の中の急な階段道を登る。30分ほど登ると森林限界に達し、この辺りから花崗岩が露出した岩場になり、ルートに沿って太いロープが張ってあり、それに沿って登る。目の前に巨大な2本の岩が突き出たドンキーイヤーを見ながら登る。この山は巨大で滑らかな花崗岩で出来ていて、山頂部に南アルプスの地蔵のオベリスクを何本も付けたような、奇怪な形をしている。小屋を出て3時間歩き、朝6時、日の出前に最高点のローズピークに登頂。少し降りたところで、日の出を待って休憩。赤道直下の4100mで、美しい日の出を迎える。寒い風が吹きつけていた。昨年、世界遺産に登録された素晴らしい自然であった。
ラフレシアの花
ダナンバレーのジャングルへ
午前中のジャングルトレックでは、樹高70m、胸高で直径1m以上の巨木の茂る原生林を歩く。低地熱帯多雨林で地上に到達する光が少なく薄暗いものの、下草が少なく割合見通しの良い森である。野生の象が通る獣道も出来ている。動物などによって種が運ばれ樹上で発芽した木が、数10m下まで根を伸ばし、やがてその根(幹?)が宿主の巨木を絞め殺してしまうイチジクの仲間(絞め殺しの木)、そんな木の上で果実を食べている野生のオランウータンなどを見る。日の当らない地面では丸くなるとピンポン玉ほどのダンゴムシ、カメレオンやトカゲなどもいる。気温が30℃位でとても蒸し暑く、ジャングルの中の滝壷で、英国から来た夫妻と水浴びをして楽しんだ。
午後から朝方まで時折激しいスコールが来る。雨の後の森を歩くと地面を尺取虫のように活発に歩き、葉先で棒のようになって獲物を待つたくさんのヒルがいる。谷を挟んだ巨木と巨木の中間部分から釣り橋を作り、樹冠を観察するキャノピーウォークは、地上からは見られない樹冠を渡る猿や鳥や蝶が観察でき楽しいものでした。夜はライトを付けて捜すと、ムササビ,猿、大きい鹿のサンバー、猫ほどの大きさの豆鹿、産卵するカエル、それを狙う蛇、葉っぱや小枝に擬態した昆虫(カマキリ、コノハムシ、ナナフシなどの仲間)などが見られた。枝の上で身を寄せ合って寝ている野鳥もいた。日本の自然と違った、ドラマチックでエキサイティングな自然でした。
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